2009年05月08日
好きよりも大切なこと
■好きなことをすると
「好きなことをすれば成功する」
そんなことを、一度は人から聞いたり、
本で読んだりしたことがあるのではないでしょうか。
好きなことをすれば、どんどんとやる気が湧いてきますし、
時間が経つのも忘れて、夢中になります。
恋をしているときのように、
四六時中好きなことを考えています。
だから、好きなことをすれば、人一倍熱心になるので、
自ずと成功するということなのでしょう。
■”好き”ほど移ろいやすいものはない
しかし、好きという感情は、実は移ろいやすいもの。
例えば、昔好きだった人が、今は何とも思わないとか、
反対に嫌いになってしまうことも、よくあります。
好きという感情は、辛くなったとき、苦しくなったときに、
嫌いになってしまったり、気持ちが冷めてしまいやすいものです。
好きなことをして成功するには、
”好きでい続けること”が条件だと言えます。
■好きよりも大切な感情
私は、好きよりももっと大切な感情があると思っています。
それは”楽しい”という感情です。
楽しいという感情は、自分が楽しもうとするだけでも湧いてきます。
そして、嫌いなことや、どうでもいいことを好きになろうとするのは、
なかなか難しいのですが、
楽しむことは、もっと簡単にできます。
「どうせやるなら楽しくやろう」
そう思うだけでも、なぜか楽しくできてしまうものです。
私は楽しむことは、一種の能力だと思います。
練習すれば、誰でも楽しみ上手になることができると思っています。
そして楽しい時間が増えるほど、人生は素晴らしいものになると
思っています。
■子供は誰でも楽しみ上手
本来、楽しむ能力は、誰にでもあったものです。
なぜなら、子供はみんな楽しむことの天才だからです。
11ヶ月になったわが子をを見ていると、
どんなものでもおもちゃにして、楽しそうに遊んでいます。
ボールペン、テレビのリモコン、スプーン、キーホルダーなど、
目に付いたものを、片っ端から手に持ったり、なめたりして、
喜んでいます。
「子供がおもちゃで遊ぶような感覚で仕事をするのが理想」
と、先日書きましたが、
赤ん坊には更にその上を行って、
「どんなものでも、おもちゃにして遊ぶ」
という素晴らしい才能があります。
どんなものでもおもちゃになるぐらいですから、
どんなことだって、楽しむことに変える能力は、
実は、誰にでも備わっているのではないでしょうか。
もし、嫌いなことをどうしてもしなければいけないなら、
「楽しくするにはどうしたらいいだろう?」
と自分に問いかけてみてください。
きっと、新たな視点で発想することができると思いますよ(^^)
Posted by すなふきん at 00:26│Comments(0)
│こころ