2009年10月20日
喜びを表現しよう♪
私は、感情表現が苦手…というか、
あまり豊かなほうではありません。
人からポーカーフェイスと言われたり、
クールだと言われることがよくあります。
常々、かみさんからも
「どうしていつもぶすっとして不機嫌そうにしてるの?」
と言われていました。
親しくなった人からは、
「もっと笑っていたほうが、あなたの本当の良さが伝わるのに…」
とも言われます。
私自身、本当はクールなわけではなくて、
かなり感情的なほうだと思っているのですが、
意識してそれをあまり顔に出したり、
態度に出さないようにしていました。
先日、ふと改めて、自分がどうして感情を表現しないのかを
考えてみました。
すると、一つの出来事が思い浮かんだのです。
それは、母親と一緒にいる場面でした。
父兄参観のときに、私が描いた写生が廊下に展示されていて、
それを見ていた他の子のお母さんが、
「まだ小学生2年生なのに、この子は陰影を描いているなんてすごいわね」
「そうね、この子だけだわ」
と関心していたと、父兄参観から帰ってきた母から聞いたのです。
母はそのことをとても誇らしげに嬉しそうに話していました。
それを聞いたとき私も、(やった~!)と、自分の絵が褒められたことが
とても嬉しくなりました。
そして喜んでいる私に向かって、母は続けてこう言ったのです。
「その程度のこと、お姉ちゃんだってできてたのよ。
だからそんなにたいしたことじゃなんだけどね」
私はそれを聞いたとき、
(ああそうか、その程度のことはたいしたことではないのか…)
と思ったのです。
嬉しい気持ちはありましたが、頭では(その程度のこと…)
と嬉しさを抑えてしまったような気がします。
母は嬉しさを顔には出しても、言葉では表現しないところがあります。
だから、「その程度のこと…」という言葉も、
きっと照れ隠しのようなところがあったのだと思うんです。
しかし、子供の私はそのまま額面どおりに、
「その程度のことで喜んじゃいけないんだ…」
と思ってしまったのです。
ふとそんな記憶が蘇ってきて、
自分がどうして喜びの感情を隠すようになったのかが
わかった気がしました。
「嬉しいと感じすぎてはいけない」
そんな心のブレーキが、無意識にかかっていた。
だから、嬉しい時でもたいしたことが無いように
振舞っていたんだなあ、ととても腑に落ちたのです。
そのことに気付いた瞬間、
「これからはもっと喜んでもいいんだ!」
「これからはもっと嬉しいって感じてもいいんだ!」
と、開放感と共に、とても幸せな気持ちが湧いてきました。
そしてその直後、私と共にいた息子が、近くにいたおじさんから、
「きみはとってもハンサムだね~^^」
と言われ、息子が褒められたことが嬉しくなった私は、
「よかったね~褒められて^^♪」
と満面の笑顔で答えていました。
普段なら作り笑顔でやり過ごすところを、
この時は心から「嬉しい!」という気持ちを
自然に表現していました。
それからというもの、小さな事でも
「嬉しいな~^^♪」
と感じ、表現できるようになってきました。
クライアントさんが良くなっていく姿を見たり、
良くなったという報告を聴いても、
いっしょに喜べるようになったのも、
とても嬉しい変化です。
(それまでは、正直あまり嬉しいと感じることは無かったのです…^^;)
また、今回のことでの気付きはそれだけではありません。
よく心理療法ではいろいろな方法で心のブレーキを扱うのですが、
その時の私はまったく心理療法をするとこなく、
気付いただけで、「自分の中ががらりと変わる」
という体験をできたこと。
これはとても新鮮でした。
怖れなどのネガティブな感情が無い時は、
ただ気付くだけで変化が起こるものなのだということを
身を持って体験できたことが大きな発見でした。
そして何より、喜びを感じることを自分に許せたことで、
人生が何倍も楽しく、喜びに満ちたものになりそうで、
それもまたとても嬉しいのです^^♪
ということで、これからはもっとブログの中でも
喜びを表現してもいいかな~と思っている今日この頃です(^^)
あまり豊かなほうではありません。
人からポーカーフェイスと言われたり、
クールだと言われることがよくあります。
常々、かみさんからも
「どうしていつもぶすっとして不機嫌そうにしてるの?」
と言われていました。
親しくなった人からは、
「もっと笑っていたほうが、あなたの本当の良さが伝わるのに…」
とも言われます。
私自身、本当はクールなわけではなくて、
かなり感情的なほうだと思っているのですが、
意識してそれをあまり顔に出したり、
態度に出さないようにしていました。
先日、ふと改めて、自分がどうして感情を表現しないのかを
考えてみました。
すると、一つの出来事が思い浮かんだのです。
それは、母親と一緒にいる場面でした。
父兄参観のときに、私が描いた写生が廊下に展示されていて、
それを見ていた他の子のお母さんが、
「まだ小学生2年生なのに、この子は陰影を描いているなんてすごいわね」
「そうね、この子だけだわ」
と関心していたと、父兄参観から帰ってきた母から聞いたのです。
母はそのことをとても誇らしげに嬉しそうに話していました。
それを聞いたとき私も、(やった~!)と、自分の絵が褒められたことが
とても嬉しくなりました。
そして喜んでいる私に向かって、母は続けてこう言ったのです。
「その程度のこと、お姉ちゃんだってできてたのよ。
だからそんなにたいしたことじゃなんだけどね」
私はそれを聞いたとき、
(ああそうか、その程度のことはたいしたことではないのか…)
と思ったのです。
嬉しい気持ちはありましたが、頭では(その程度のこと…)
と嬉しさを抑えてしまったような気がします。
母は嬉しさを顔には出しても、言葉では表現しないところがあります。
だから、「その程度のこと…」という言葉も、
きっと照れ隠しのようなところがあったのだと思うんです。
しかし、子供の私はそのまま額面どおりに、
「その程度のことで喜んじゃいけないんだ…」
と思ってしまったのです。
ふとそんな記憶が蘇ってきて、
自分がどうして喜びの感情を隠すようになったのかが
わかった気がしました。
「嬉しいと感じすぎてはいけない」
そんな心のブレーキが、無意識にかかっていた。
だから、嬉しい時でもたいしたことが無いように
振舞っていたんだなあ、ととても腑に落ちたのです。
そのことに気付いた瞬間、
「これからはもっと喜んでもいいんだ!」
「これからはもっと嬉しいって感じてもいいんだ!」
と、開放感と共に、とても幸せな気持ちが湧いてきました。
そしてその直後、私と共にいた息子が、近くにいたおじさんから、
「きみはとってもハンサムだね~^^」
と言われ、息子が褒められたことが嬉しくなった私は、
「よかったね~褒められて^^♪」
と満面の笑顔で答えていました。
普段なら作り笑顔でやり過ごすところを、
この時は心から「嬉しい!」という気持ちを
自然に表現していました。
それからというもの、小さな事でも
「嬉しいな~^^♪」
と感じ、表現できるようになってきました。
クライアントさんが良くなっていく姿を見たり、
良くなったという報告を聴いても、
いっしょに喜べるようになったのも、
とても嬉しい変化です。
(それまでは、正直あまり嬉しいと感じることは無かったのです…^^;)
また、今回のことでの気付きはそれだけではありません。
よく心理療法ではいろいろな方法で心のブレーキを扱うのですが、
その時の私はまったく心理療法をするとこなく、
気付いただけで、「自分の中ががらりと変わる」
という体験をできたこと。
これはとても新鮮でした。
怖れなどのネガティブな感情が無い時は、
ただ気付くだけで変化が起こるものなのだということを
身を持って体験できたことが大きな発見でした。
そして何より、喜びを感じることを自分に許せたことで、
人生が何倍も楽しく、喜びに満ちたものになりそうで、
それもまたとても嬉しいのです^^♪
ということで、これからはもっとブログの中でも
喜びを表現してもいいかな~と思っている今日この頃です(^^)
Posted by すなふきん at 22:08│Comments(2)
この記事へのコメント
先日はお楽しみ様でした♪
喜びを表現しているすなふきんさんは、
一段とまたステキですよ(^^)
喜びを表現しているすなふきんさんは、
一段とまたステキですよ(^^)
Posted by SHIHO at 2009年10月23日 00:17
先日は高幡まで来ていただいて、本当にありがとうございます。
とても楽しい一日でしたね♪
ステキなんて言っていただいて、とても嬉しいです(^^)
また、セラピスト会議?(笑)でお会いしましょう!
とても楽しい一日でしたね♪
ステキなんて言っていただいて、とても嬉しいです(^^)
また、セラピスト会議?(笑)でお会いしましょう!
Posted by すなふきん at 2009年10月23日 01:05