2008年05月20日
目標を紙に書いても実現しない理由(5)
今回は、目標と、今を楽しむことの、
バランスをどうやってとるのかについてお話します。
「今を楽しんでばかりじゃ、なんだか不安...!」
「何か、目指す方向が分かっていたほうが安心だなあ」
という人も、おそらくいると思います。
では、そんなあなたのために、ひとつ質問です!
「あなたは、あなたの願望を叶えられたら、
その時、どんな気持ちになるでしょう?
どんな感覚になるでしょうか?」
その時の感情、感覚を、想像してみてください。
そして、次の質問です。
「そんな気持ち、感覚になったら、
今度はどんな感覚を味わいたいでしょう?」
「その感覚を味わったら、どんなことをしたくなるでしょう?」
「そしたら、どんな気持ち、感覚になりますか?」
こうやって、どんどん質問を繰り返していきます。
すると、本当に、自分が望んでいる感覚が、
はっきりとしてきます。
「あっ!この感覚を感じたかったんだ!」
と、わかります。
その感覚になること、その感覚でいることを、
目標にするのです。
例えば、「結婚がしたい」というのが願望なら、
結婚したら、どんな気持ち、感覚になるのかを、
想像します。
そして、その時の感情が、
「満たされて、安心感がある」
「体が軽やかで、清清しい」
といったものだったら、
更にどんな気持ち、感覚を味わいたいのかを、
質問していきます。
その答えが、例えば、
「人にも愛おしい気持ちになっている」
「優しい気持ちになっている」
「体の中から、まるで光があふれ出してくるみたい」
だったら、それが本当に望んでいる感覚なのかもしれません。
その感覚は、人によって違います。
自分が「これだ!」と思う感覚になるまで、
先ほどの質問を繰り返して、
自分がどんな感覚になることを望んでいるのかを、
確かめてみてください。
そして、その感覚をどうしたら感じられるのかを、
考えてみてください。
その行動そのものを、目標にします。
例えば、「人に優しい気持ちになる」だったら、
その気持ちをどんなときに感じるのかを、
行動面から、考えます。
子供と遊んでいるときに、そう感じるなら、
子供と遊ぶ時間を持ってみるとか、
電車で席を譲った時にそう感じるなら、
電車で席を譲るとか、
自分にできることを、目標にするといいです。
普段から、その感覚を感じることを、
意識することで、潜ちゃんは、
「君はこの感覚が好きなんだね!
じゃあ、もっと君の好きなこの感覚を、
感じさせてあげるね!」
とそう感じさせてくれる、状況を引き寄せてくれるのです。
気付けば、初めに思い描いていた願望も、
叶っていたということが起こります。
そうすれば、今を感じることを大切に、
そして、自分の進む方向も見ながら、
自分の願いを叶えていくことができます。
目標を紙に書いても実現しなかった人も、
これなら、願いが叶います。
ぜひ、やってみてください。
Posted by すなふきん at 07:07│Comments(0)
│願望達成