すなふきんWORLD

こんにちは、すなふきんです。


今日は、ライフワークについてのお話です。



最近、テレビドラマにはまってます。


そのひとつが、「おせん」です。


このドラマは、老舗の料亭を仕切る、若い女将が主人公の、

人情物語です。


主人公のおせんさんが、仕事に対しての厳しさと、優しさを持っていて、

一言で言えば、仕事への愛を持っていることが、ひしひしと伝わってきます。


例えば、味噌を作るときも、自分の店で作る、いわゆる手前味噌なのですが、

大豆を、一粒一粒選別するするほどのこだわりぶりなのです。


「手を抜いたって、分かりゃしませんよ」と、新入りの板前見習いが言いますが、

彼女は、「それがうちのやり方ですから」と、嬉しそうに大豆一粒一粒に、

まるで愛を込めるように、丁寧に選別していきます。


その手間のひとつひとつが、おいしさになって現れる。

だから、手を抜いちゃいけない、と彼女は言います。


それも、決して自分の考えを押し付けるでもなく、

といってこびるのでもなく、

彼女は、彼女の考えを、想いを、ただ淡々と続けていく。


そんな姿を見て、まわりの人が自然に、彼女を支え、

協力していきます。



合理的に考えれば、もっと手を抜けるし、

もっと楽をできるのかもしれません。


しかし、そうやって、手を抜くこと、楽をすることが、

決して喜びに繋がるとは限らない。


仕事に愛を持っているからこそ、こだわりが生まれ、

そのこだわりが、愛を育てていく。


そのこだわりが周りの人まで、巻き込んで、

喜びに変えていく。


こだわりを持つことが、もっと仕事をおもしろくさせてくれるのだと、

おせんさんを見ていて、感じました。



自分の仕事や、やっていることに、愛を持っているだろうか？

どんなこだわりを持っているのだろうか？



そんなことを、考えさせらました。