自分の気持ちを尊重する
■誰を優先しているの?
やるべきことや、人のことを優先していると、
ついつい自分のことが後回しになってしまうことがあります。
自分のことを優先すると、罪悪感があるという方もいるかもしれません。
我慢するたびに、自分の心には不満たまっていき、
イライラの種になってしまいます。
それが急に何かのきっかけで怒りが爆発したりすることもあります。
あるいは、苦しさに耐え切れなくなって、
突然、無気力になってしまうかもしれません。
■嫌われないように
私にも、人に合わせようとするあまり、自分の気持ちを
ないがしろにしてしまうときがあります。
「嫌われないように」とか、
「相手に悪いから」という基準でそうしているみたいです。
客観的に見てみると、そのやり方は、どうも自分の望むような
結果になっていないということがわかります。
私が望む人間関係は、お互いを尊重しあい、
助け合ったり、励ましあったり、
時にはダメなことをダメと言えるような
お互いを大切にし合え、信頼し合える関係です。
ですが、そうはなっていません。
例えば、友達が「嫌われたくない」からと、
自分の気持ちを抑えて、合わせてくれているとしたら、
申し訳ない気持ちになりますし、
自分を信じてくれていない感じがして悲しいです。
本音を言ってくれたら、話し合うことができるし、
お互いに、ずっと気持ちいい関係でいられます。
■自分の気持ちを尊重する
「嫌われないように」という基準から、
「自分の気持ちを尊重する」という基準に
変えてみたらどうなるか、と考えてみました。
まず、自分の好きな人と付き合うようになると思います。
嫌いな人や、どうでもいい人とは、
あまり時間を過ごさないようになります。
そして、自分の好きな人と、
お互いの気持ちを尊重して、本音で付き合うと思います。
相手の気持ちも、大切にして、自分の気持ちも大切にすると思います。
そんな好きな相手なら、ほとんどのことはどうでもいいこととして流せるし、
本当に自分がしたいこと、嫌なことは、優しい気持ちで伝えることができます。
”あなたのことは大切だけど、それはできない”
”あたなのことは好きだけど、私はこう思う”
そんな気持ちで、自分の気持ちを伝えることができます。
■自分と相手の気持ち、両方を尊重する
更に、「自分と相手の気持ち、両方を尊重する」という基準だったら、
どうなるかと考えました。
両方の気持ちを尊重するので、
自分は自分の言いたいことを言い、
相手には相手の意見を聞き、
接点を探し、
お互い歩み寄ったり、
譲り合ったり、
話し合いができそうです。
もし、それができない相手なら、
それはそれで仕方ないと、割り切って、
それ以上の関係を続けないだろうと思います。
そして、残った人間関係なら、
きっととても大切にできるという気がします。
これからしばらく、
「自分と相手の気持ち両方を尊重する」
という基準を意識して、行動してみようと思います。
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